低炭水化物ダイエットのデメリット
|
体内に蓄積されている脂肪を減らすため、 脂質やたんぱく質の多い食事を摂取し、 糖質の源となる炭水化物をセーブすることが 低炭水化物ダイエットの骨子です。
従来の食事から炭水化物を抜いただけでは 色々な問題も生じますから、副菜を一品増やして 足りない栄養素を補うなど、押さえるべきポイントがあります。
炭水化物を減らすという思い切った方法なので、 低炭水化物ダイエットには注意点も多くあります。
サプリメントでの栄養補充は忘れないようにしましょう。 炭水化物が分解されてできる糖質のブドウ糖には、 脳や中枢神経系、血球などにエネルギーを送るという 重要な働きがあります。
ブドウ糖を供給することで人間の脳は活動を続けることが できますので、ブドウ糖の補充は体には欠かせません。
体内の糖質が一時的に遮断された場合、 肝臓に存在するグリコーゲンからブドウ糖を作りますが、 それも10時間程度しか保ちません。
グリコーゲンが無くなると、筋肉のたんぱく質を分解し ブドウ糖に替えて補います。 肝臓への負担を考えると、肝臓で糖を作る作用は なるべく行わずに済ませたいものです。
糖質不足を補うため、体内の脂質をエネルギーにすることが 低炭水化物ダイエットの特徴ともいえます。 ただし、その場合は脂肪酸の処理を肝臓でする必要が 出てきますので、脂肪酸から作り出されたケトン体が 体を酸性にするという傾向が見られます。
症状が酷い時には呼吸が安定しなくなったり、 昏睡状態に陥る場合もあるようです。 正しい低炭水化物ダイエットの方法を理解し、きちんと実行して、 健康を阻害しないダイエットをしましょう。 |
関連記事
2010.04.13(火)低炭水化物ダイエット中で,米(白飯)をほとんど口にしない「1日1善」の生活が4年近く続く中,最近,体が甘いモノを要求する時があります…そんな衝動に駆られた時は,我慢せず甘いお菓子を少しだけ口(続きを読む)
この記事の関連ワード
牛肉 おから 低脂肪ダイエット 生化学 方法
カテゴリー:低炭水化物ダイエット
低炭水化物ダイエットとは »