低炭水化物ダイエットの注意点
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 低炭水化物ダイエットを実行する場合、 前もって気をつけたいことがあります。 確かに炭水化物が分解されてできる糖質は、 摂りすぎると脂肪として貯えられます。 ダイエットは、増えた脂肪を減らすために行います。 
 しかし、糖質は全てが同じものというわけではありません。 白米やパンに含まれる複合糖質の炭水化物は、 摂取後すぐに血糖値を上げるわけではありません。 
 栄養バランスを考えて他のメニューと一緒に食べれば、 米やパンはよく噛むことで吸収がゆるやかになり、 脂肪として蓄積されにくいとも言われています。 
 アミラーゼは人体の中でも活発な酵素であり、 デンプンなどの糖類の分解を促進します。 
 つまり人にとって、穀類や芋類などのデンプンを含んだ 食品は極めて重要なのです。 その証拠にアメリカにおける生活習慣病予防研究でも、 日本などアジアの穀類や野菜を中心とした食事をお手本に しようという指針が出ています。 
 低炭水化物ダイエットの発祥はアメリカであり、 元は糖尿病治療を目的とした食事療法でした。 
 最近までアメリカの食事は肉がメインで、 炭水化物は元々たくさん食べていなかったようです。 低炭水化物ダイエットは、誤った方法で実行すると 健康状態に悪い影響が出て、ダイエットが一向にうまくいかずに リバウンドの憂き目にも遭うようです。 
 ダイエットを目指す時は、間食を減らしたり軽い運動を習慣化したり、 野菜を積極的に摂取するなど、低炭水化物ダイエットをする前に 取り組めることを試してみてはどうでしょう。  | 
        
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低炭水化物ダイエットとは
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 低炭水化物ダイエットとは、どのようなダイエット法なのでしょうか。 毎日の食事から炭水化物の量を減らし、 たんぱく質や脂質をメインの食事を取るというものが 低炭水化物ダイエットです。 
 低炭水化物ダイエットは、肉や豆腐を好んで食べている という人には取り組みやすい方法です。 低炭水化物ダイエットは比較的新しいダイエット方法で、 アメリカのアトキンス博士が提唱したものです。 
 元々は糖尿病対策の食事でしたが、 色々なダイエット方法に発展しました。 
 低炭水化物系ダイエットの実践者は2000万人を 超えるとも言われており、低炭水化物ダイエットの 発祥の地アメリカでは、サンドイッチやアイスクリーム市場の 売上がダウンしたこともあるそうです。 
 ファーストフードやファミレスでは、低炭水化物ダイエット実践者でも 食べることのできる商品を開発しなければならなかったほどです。 
 炭水化物は、唾液やすい臓から出されるアミラーゼという 消化酵素でブドウ糖に分解されて吸収されます。 
 低炭水化物ダイエットでは炭水化物の摂取量を抑えることで、 消費しきれなかったカロリーが脂肪という形で蓄積され体脂肪の 源となるという作用を抑止しようとしています。 
 スナックやアイスクリームなどの間食を抑えてダイエットをすることは 悪いことではありません。 日本で炭水化物というと、まず白いご飯を連想する人が多いでしょう。 
 日本での炭水化物抜きというと、真っ先に思いつくのが 主食抜きの食事のようです。 炭水化物を食べないというだけでは、 ダイエットは決して成功しないのです。  | 
        
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低炭水化物ダイエットのデメリット
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 体内に蓄積されている脂肪を減らすため、 脂質やたんぱく質の多い食事を摂取し、 糖質の源となる炭水化物をセーブすることが 低炭水化物ダイエットの骨子です。 
 従来の食事から炭水化物を抜いただけでは 色々な問題も生じますから、副菜を一品増やして 足りない栄養素を補うなど、押さえるべきポイントがあります。 
 炭水化物を減らすという思い切った方法なので、 低炭水化物ダイエットには注意点も多くあります。 
 サプリメントでの栄養補充は忘れないようにしましょう。 炭水化物が分解されてできる糖質のブドウ糖には、 脳や中枢神経系、血球などにエネルギーを送るという 重要な働きがあります。 
 ブドウ糖を供給することで人間の脳は活動を続けることが できますので、ブドウ糖の補充は体には欠かせません。 
 体内の糖質が一時的に遮断された場合、 肝臓に存在するグリコーゲンからブドウ糖を作りますが、 それも10時間程度しか保ちません。 
 グリコーゲンが無くなると、筋肉のたんぱく質を分解し ブドウ糖に替えて補います。 肝臓への負担を考えると、肝臓で糖を作る作用は なるべく行わずに済ませたいものです。 
 糖質不足を補うため、体内の脂質をエネルギーにすることが 低炭水化物ダイエットの特徴ともいえます。 ただし、その場合は脂肪酸の処理を肝臓でする必要が 出てきますので、脂肪酸から作り出されたケトン体が 体を酸性にするという傾向が見られます。 
 症状が酷い時には呼吸が安定しなくなったり、 昏睡状態に陥る場合もあるようです。 正しい低炭水化物ダイエットの方法を理解し、きちんと実行して、 健康を阻害しないダイエットをしましょう。  | 
        
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